2018入学準備特集

小学校入学準備〜健康編〜

公立小学校で入学前年度の秋に行われる就学前健診。9月に入ると各自治体から「就学時健診のお知らせ」が届き始めます。就学時の健康診断は、お子さまが健康で楽しい学校生活が送れるように、心身の健康状態を把握するためのもので、保護者のかたやお子さまが入学準備を意識するよい機会でもあります。 お子さまの健康状態について関心を寄せ、気になることは専門家に相談をしながら、適切な治療や、必要に応じた支援につなげていきましょう。

クエスチョン1

就学時健診で眼科受診を進められました。どうしたらもっと早くに視力の異常に気付いてあげられたの?

アンサー1

視能訓練士の方に聞いてみました!

鹿児島市では、3歳時と就学前に眼科健診が行われています。3歳児健診では、個人差もあるので上手に検査ができなかったのかもしれません。早めに目の異常に気付いてあげる為には、普段からお子さまの様子に気をつけてあげて下さい。 下記の様子が見られたら一度は眼科受診をおすすめ致します。


チェックリスト

●視線が合わない
●屋外で目を細める、片目をつぶる
●目を細めることが多い
●テレビを前の方で見ている
●色の識別がしにくい
●目が寄っている気がする

鹿児島宮田眼科
クエスチョン1

子どもに斜視・弱視が見つかり、治療の為にメガネが必要と言われました。メガネの選び方を教えてください。

アンサー1

認定眼鏡士の方に聞いてみました!

活発な子どもだからこそ、フレーム選びは大切です。メガネを着ける事が目の成長を促してくれるので、1日中着けていても身体に負担の少ない、軽くてやさしくフィットするメガネを選んであげてください。フレーム全体に角がなく、弾力性に優れ、安全設計に配慮されたもの、子どもの小さな鼻でもズレにくい工夫や、目と目の距離や顔の幅にも配慮されたものがよいでしょう。子ども用メガネは保証も大切ですので、信頼できるメガネ専門店でお子さまに合うメガネに出会い、視る力を育ててあげてください。

メガネのヨネザワ
クエスチョン1

子どもの体にイボのようなものを見つけました。 痛くも痒くもないようですが、自然に治るのでしょうか?

アンサー1

院長先生に聞いてみました!

イボはウイルス性疣贅と呼ばれ、ヒト乳頭腫ウイルスの感染で発症します。ウイルスには色々な型があり、それぞれに色んな形や色を呈し、できやすい場所も変わってくるので、的確に診断するためには皮膚科専門医の眼が必要になります。治療は外科的処置、外用・内服療法など、イボの種類や部位によって適切な治療を選びます。また、正常な皮膚には感染せず、傷や肌荒れから感染していくので、適切なスキンケアが予防になります。イボは免疫のバランスと密接に関連することがあるので、イボを見つけたら放っておかず、皮膚科に相談ください。

久保皮膚科