うんどうかい

こぶたのブルトン あきはうんどうかい

作  :中川ひろたか

絵  :市居みか

価 格: 本体1300円+税

出版社アリス館

あらすじ

今日は運動会。ブルトン、アンドレ、タカサキさんは、綱引きや玉入れ、パン食い競走などいろいろな競技に出場。勝てるかな……?

主役のブルトンだけでなく、登場するすべてのキャラクターに特長があって、どんな年代でも楽しめる一冊です。特にタカサキさんの強烈さには声を出して笑ってしまうほど・・・!
にぎやかな運動会での奇想天外な出来事に目が離せませんよ♪

ぼくのジィちゃん

作  :くすのき しげのり

絵  :吉田 尚令

価 格: 本体1300円+税

出版社佼成出版社

あらすじ

ぼくの運動会の応援に田舎からやってきたジィちゃん。ださいし、ニコニコしているだけで、なんだかカッコ悪い。でも運動会当日、ぼくはジィちゃんのすごい秘密をしってしまったんだ……。新しいおじいちゃん像を描いた心温まる作品です。

ヒーローってテレビの中だけでしょうか?もしかしたら自身も気づかぬうちに誰かのヒーローになっているのかもしれません。
読み進めるうちに、まるでその場にいるような爽快感をおぼえる絵本です。苦手なことがあるお子様に読み聞かせしてあげると、なにかのヒントになるのではないかと思います。

いもほり

おいもをどうぞ

作  :芝野民三

絵  :いもとようこ

価 格: 本体1,200円+税

出 版ひかりのくに

あらすじ

くまさんの畑でおいもがどっさりとれました。くまさんは考えました。「ひとりで食べてはもったいない。おとなりさんにもわけてあげよう。」そして……。

お芋を隣のお家におすそわけ、そのお芋がまた隣の家に……と優しさが繋がっていきます。
ふんわりタッチのイラストと、どうぶつたちの相手を思いやる心にほっこり。ほのぼのと優しい気持ちになれる絵本です。

いもほりバス

作・絵:藤本 ともひこ

価 格: 本体1,300円+税

出 版 鈴木出版

あらすじ

この絵本のテーマのひとつはふれあいです。友だちや親子で「つんつん」しあうと、くすぐったくなってきますね。バスも「つんつん」されてくすぐったくなったら、なんと鼻のあたりからドリルが出てきました。

ねずみくんたちがバスに乗っていもほり遠足へおでかけします。おいもがドリルに変身したり、バスが大活躍したり、意外な展開に驚いてニッコリしちゃう場面が盛りだくさん。絵本の世界に親子で「いってきバース!」

夏を感じる

トマトさん

作  : 田中 清代

価 格: 本体900円+税

出版社福音館書店

あらすじ

ある暑い夏の日、真っ赤に熟れたトマトさんが、地面に、どったと落ちてしまいます。ミニトマトたちは小川へ「ころころぽっちゃん」と飛びこんでいきますが、トマトさんは体が重くて転がっていけません。太陽に照らされているうちに、トマトさんは、どんどんあつくなってきて……。大胆かつ繊細な銅版画で描かれた、トマトさんの迫力満点の表情をお楽しみください。

表紙のインパクトで驚かされますが、内容はとても繊細なお話です。ページをめくるたびに、色鮮やかな世界が広がって、夏の爽快さが絵本から伝わってきますよ。この季節だからこそ、もっと楽しんで読める一冊です。

まほうの夏

  : 藤原 一枝

作・絵: はた こうしろう

定 価: 本体1,300円+税

出版社岩崎書店

あらすじ

夏休みにおかあさんのいなかに行った。虫取り、海水浴、木のぼり…圧巻は海釣り! 大自然のなかで思いっきり遊んだ、ぼくと弟のまほうの夏の想い出で描く絵本。

みなさんは子どもの頃、どんな夏休みを過ごしましたか?私は夏休みの間中、祖父祖母がいる田舎へ行っていました。少し行けば、海もあり山もある。絵本の中の兄弟と同じように、毎日がワクワクの連続でした。たくさんのことを知らない間に学んでいたのですね。お子様に読んであげながら、自身が経験した夏休みのお話をしてあげるのも良いのではないでしょうか。

ぐりとぐらのかいすいよく

作  :  中川 李枝子

絵  : 山脇 百合子
出版社:  童心社
価 格 : ¥900 +税

あらすじ

ぐりとぐらが浜辺で遊んでいると、沖から葡萄酒の空き瓶が流れてきました。栓を開けてみると、中には「しんじゅとうだいへきてください」という、うみぼうずからの手紙が入っていました。ぐりとぐらが、浮き袋をつけてうみぼうずの島までたどりつくと、うみぼうずは灯台の真珠のランプを穴に落としてこまっていました。ぐりとぐらは穴に入って真珠をもちかえりました。うみぼうずはお礼に、いろいろな泳ぎ方を教えてくれるのでした。

大人気シリーズ、ぐりとぐらが海水浴へとお出かけします。
思わず試したくなる二人のかわいらしい泳ぎ方は、大人の方が読んでもホッコリするはずです。

うみのむこうは

作   : 五味 太郎

出版社: 福音館書店

あらすじ

砂浜で海を見ている子ども。子どもは海の向こうのことを想像してみる。思いつく限り想像した光景が海の上のスクリーンに映し出される。畑、あるいはビルがいっぱいの都市。それともお家がいっぱいの町。そこには自分と同じ子どもがたくさんいるかもね。想像する楽しさがあふれる絵本。(かがくのとも93号)

オススメしている私が大好きだった絵本です。子どもの頃、広大で果てしない海を目の前に、漠然と抱いた疑問。何があるんだろう、どんな世界があるんだろう、どこまで続いているんだろう・・・お子様と一緒に、そんな会話をしながら読んでほしい一冊です。

家族(きょうだい)

ちょっとだけ

作  瀧村 有子

  鈴木 永子
出版社  福音館書店
価格  900円+税

あらすじ

 弟が生まれて、なっちゃんはお姉さんになりました。お母さんは赤ちゃんのお世話で忙しいので、なっちゃんはいろんなことを自分ひとりでやってみます。いっしょうけんめい頑張るなっちゃんですが、眠る時だけはどうしてもお母さんに甘えたくなって……。

 けなげに頑張り、お姉ちゃんとして成長していくなっちゃんの姿におもわずじんわりしてしまいます。きょうだいのいるお子さんやこれから赤ちゃんを迎えるご家族にぴったりの絵本です。

たまごにいちゃん

作・  あきやまただし

出版社  鈴木出版
価格  1,300円+税

あらすじ

 本当はもう、たまごから出ているはずのたまごにいちゃんは、ずーっとたまごでいたいと思っていました。だって、たまごだったらお母さんにあたためてもらえるから。ところがある日、たいせつなたまごのからにひびが入ってしまって…。

 ママに甘えたいたまごにいちゃんの姿は、おかしくも可愛らしくて憎めません。
 思わず笑って、少し感動してしまう楽しい絵本です。

ピクニック

おでかけのまえに

作   筒井 頼子

   林 明子
出版社 福音館書店
価格  900円+税

あらすじ

ピクニックにでかける前の、小さい女の子のはずむ心を、ごくあたりまえの家庭を舞台に描きだした、ほのぼのとのびやかな絵本です。

楽しみで仕方ないピクニック。早く行きたいばっかりに、あやこなりの「お手伝い」をすればするほどとんでもないことに!そんなかわいい失敗を優しく受け止める両親の姿に、見習わねば・・・と思える一作です★

14ひきのぴくにっく

作・絵   いわむら かずお

出版社   童心社
価格    900円+税

あらすじ

今日は、なんていい天気。14ひきは家族みんなでピクニック!おにぎりと水筒を入れて、リュックをしょって出発です。森には春の光があふれています。ほら、えながのあかちゃん生まれたね。見て!すみれの花も見つけたよ。野原に出ると、どこまでも青くて広い空。たんぽぽのフワフワ綿毛、どこいくの…?

春の空気あふれる絵本です。いろんな生き物や植物たちが登場して、ちょっとした春の図鑑を楽しめます。ページをめくるたびに、まるで本当に春の森にいるみたいな錯覚におちいるほど、素敵な描写です。14ひきと一緒に散策しているような気分にさせてくれます。

がっこう

ぼくのえんそく

作   穂高順也

  長谷川義史
出版社 岩崎書店
価格  1,300円+税

あらすじ

ぼくは風邪をひいて遠足に行けない。すると「行きたい」気持ちが体から飛びだした!不思議で楽しいぼくの遠足。

子どもの時の遠足って、特別な思い入れのある行事ですよね。残念ながら風邪をひいてしまった「ぼく」の気持ちが痛いほど分かります...!!ストーリーはもちろん、ダイナミックな絵も魅力の1つだと思います。

うさこちゃん がっこうへいく

文・絵  ディック・ブルーナ

訳    松岡 享子
出版社   福音館書店
価格    700円+税

あらすじ

うさこちゃんはお友だちといっしょに学校に出かけます。学校ではやさしい先生が待っていて、勉強をしたり歌を歌ったり、つみ木で遊んだり絵を描いたりします。先生がしてくれるおはなしもみんなは大好きです。おはなしがおわるころには、学校はおしまいです。さようならまたあした! ちいさな子どもがあこがれる学校での生活を、うさこちゃんの体験をつうじて描いたお話です。

うさこちゃんががっこうへ行く一日が描かれています。いつかは1人で通うことになること、ともだちがたくさん出来ると楽しいことなど、優しく教えてくれますよ。まだ通い始めていないお子さまにオススメです。

いちごさんがね・・・

作   とよた かずひこ
出版社 童心社
価格 ¥850 +税

あらすじ

いちごがろっこ、ずん ずん ずん。カエルがきても、ヘビがきても、だいじょうぶ。ひたすらずんずん進みます。

やがて現れた大きな雪だるま。のぼっているとびゅ~んと強いかぜ!でも、

「しんぱい ごむよう!」

いちごが「ずん、ずん」と旅するお話です。
思わず口に出して読みたくなる読みやすさ、かわいいいちごさんたち。進んだ先にあるものは・・・?読み終えた後、ホッコリした気持ちになれる絵本です。

ももも

作・絵  川之上英子・川之上 健
出版社 岩崎書店
価格 本体880円+税

あらすじ

おいしそうなもも、でっかいもも、ちっちゃなもも、ころがるもも、はずむもも、いろんなももがどんどんでてくる!読み方ひとつでももの表情がかわってみえる、読み聞かせにぴったりのゆかいな絵本。

ユーモアを感じられる「もも」で構成された絵本です。ももの動きや変化があるので、思わず引き込まれます。赤ちゃんから少し大きくなった子たちまで、幅広く楽しんで読めます。

生活(ふとん・眠り)

おふとんかけたら

作・絵   かがくいひろし
出版社   ブロンズ新社
価格    850円+税

あらすじ

たこさん、まめさん、ソフトクリームさんにトイレットペーパーさん......。ページをめくっておふとんを掛けてあげたら、どんな寝相になるのかな? 登場するみんなのゆかいな寝相に、親子で大笑いしちゃいそう。

ユーモアたっぷりのお話ですが、オノマトペを多く使用していたり、小さいお子さんにも分かりやすい内容です。おふとんの柄にも注目してみてくださいね。

おしいれ(あけて・あけてえほん)

作・絵   新井 洋行
出版社   偕成社
価格    600円+税

あらすじ

押入れに呼びかけると「はーい」と返事をして、次々と寝具たちが出てきます。「次はだれかな?」ページをめくるのが楽しくなる絵本です。

リズムよく登場するふとんたちと、擬音が楽しい絵本。「〇〇さーん」「はーい」と思わずお返事したくなるかも。
厚紙を使っているので、小さなお子さんでも破らずに安心してめくってもらえます。そして、最後には……お休み前のお楽しみ絵本にもおすすめの一冊です。

お正月

あけましておめでとう

作   中川 ひろたか
出版社 童心社
価格 1,300円+税

あらすじ

今日はお正月。一年のはじまりの日。初詣にでかけて、いい年でありますようにお願いしたよ。





小さなお子さん向けの絵本です。お正月って何するの?どうして「おめでとう」なの?をわかりやすく紹介しています。お正月が待ち遠しくなる絵本です。

おせちいっかのおしょうがつ

作   わたなべ あや
出版社 佼成出版社
価格 1,300円+税

あらすじ

お正月の準備に追われる箱田さんちの重箱の中では、“おせちいっか”のみんなも大忙しです。

ふたごのかまぼこ、こうちゃん、はくちゃん、だてまきママに、くわいパパ、えびばあちゃんに、たたきごぼうじいちゃんたちのみんなは、年越しそばを食べると初詣へ。「たべもの神社」の境内は、おぞうにいっかやおすしいっかなどの、いろいろ食べ物たちで大賑わい! おせち料理の由来もわかる、楽しいお正月絵本です。

この絵本は、大晦日、家族みんなでおせちの準備をするところから始まります。重箱の中で、お節一家は年越しそばを食べたり、お風呂に入ったり、眠ったりするのです。絵本を通しておせち料理の種類をたくさん知ることができますし、日本の文化を伝えてくれる絵本でもあります!