モデルハウス見学のススメ
カメラ、メジャー、筆記用具はモデルハウス内を記録して反すうするのにぴったり。また、資料をたくさんもらえることが多いので、手持ちとは別に大きめのバッグや袋があると◎です。
あると便利!な持ち物
モデルハウスでは週末などにイベントが開催されていることもしばしば。住宅ローン、インテリア、税金などをテーマにしたセミナーでは、後々家づくりに役立つ貴重な情報がプロから教えてもらえます。そのほかにもクラフト教 室が開かれるタイミングならお子さんも一緒に楽しく過ごすことができますので、見学前に各社のホームページなどでチェックしておくことがベストです。
イベント開催日を狙おう!
Kids Doコラム 住まいによって子供の知力は変わるのか
 キッズドゥの編集コンセプトは「親子力を育む」です。キッズドゥを通して少しでも親子の触れ合う時間をつくって頂きたいと言う願いから発行を続けています。子供の知力に最も影響を与えるのは幼児期の親子の会話だと言われています。 子供の脳には”臨界期”(ある機能を獲得するための適切な期間)というものがあります。たとえば絶対音感は3~9歳くらいまで、言葉は生後6ヶ月から12歳くらいまでだそうです。その時期を過ぎての習得はかなり難しいものと言われています。生涯に渡り学習能力の基礎となる記憶力は10歳までに蓄積されると言われており、10歳までに親が子供に暗記などの機会を与えられるかが知力の差を生んでしまうようです。
 この幼児期から10歳までの間に如何に脳の発達を応援できる住まい環境をつくるかも重要なポイントと言えます。文部科学省によると、学習に最適な冬の温度は18℃~20℃と示しています。頭のあたりをこの温度にするためには、足元温度は15℃前後となり少し寒い部屋となります。そのために住まいづくりで欠かせないのが床暖房なのです。また、「子供部屋をつくったらリビングに全く家族が集まらなくなった。」そんな声を聞くことが多々あります。このような状態にならないためには、リビングに跳ね上げ式の勉強机を設置し、お母さんが料理を作りながら子供の勉強を見てあげられる空間をつくることがおすすめです。親の近くで勉強することで、安心して子供が学習に取り組めるようになります。また、リビングから子供部屋に上るような設計を取り入れるのもおすすめです。そうすることにより常に子供の顔が見え、そこから会話が生まれます。
 このように「床暖房」「リビング仮設机」「内階段」など住まいは子供の知力を大きく変えていく条件とも言えます。住宅を求める際にはしっかりと検討をしてみてくださいね。

文:キッズドゥ編集部
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