お子さんの発達を気にされている保護者の方のお話をよく耳にします。その中には、育てにくさを感じていたり、ご自身の子育てに不安を抱いておられる方が多いのではないでしょうか。
地域には、子どもの発達段階に合わせて支援してくれる事業所がたくさんあります。「相談したいけど、一体どうしたら・・・」という方、一人で悩まず、まずは行動を起こしてみませんか?きっとあなたの気持ちに寄り添ってくれますよ。
 最近、お子さんの発達について不安を抱えているお母さん・お父さんが多いですね。私たちは障がい児の保護者の支援をするNPO法人ですが、うちのしている保護者の居場所「うさぎカフェ」にも、よくそういうご相談があります。中にはもう、「うちの子には障がいがあります」と決めて来られる方もいらっしゃいます。
 今は「発達障がい」についての啓発が進み、誰でも気軽に「発達障がい」「アスペ」等の言葉を口にするようになりました。しかしこれは、いいことばかりでもありません。本当はそうではないのに、安易に「障がい」と決めつけることに も繋がっているからです。
 今の時代はネット検索が簡単にできますが、不安になってネガティブな言葉で検索すると当然、悪い結果が出てきます。どうぞ、不確実な情報に踊らされず、まずは信頼できるところに相談してみてください。検索結果だけで決めつけないでください。そして、たとえ何かあったとしても、あなたの大事な、可愛い可愛いお子さんであることに何も変わりありません。どの子も必ず成長するので、信じてあげてくださいね。
本の紹介
「倉敷子育てハンドブック ひとりじゃないよ」
NPO法人ペアレント・サポートすてっぷは、障がい児の保護者が同じ立場の保護者を支える活動をしている団体です。障がい児の子育てに必要な様々な情報を集約した冊子「倉敷子育てハンドブック ひとりじゃないよ」を刊行したり、障がい 児の保護者の居場所「うさぎカフェ」(倉敷市粒浦)を運営したり、様々な保護者支援活動を展開しています。「誰に相談したらいいのかわからない」という不安を抱えている方、ちょっとくつろぎながらお話ししてみませんか?
※倉敷子育てハンドブックの購入方法はHPをご覧下さい。
障がいのある、発達に特性のある就学前のお子さんを対象に、日常生活の自立支援や機能訓練を行うための通所支援の場
6~18歳のお子さんを対象に放課後や夏休みなどの長期休暇において、個別療育などを通して生活能力の向上や集団生活への適応訓練等を目指した療育の場
保育・幼稚園、小学校に通う障がいのあるお子さんを対象に、専門スタッフが通い先の園等を訪問し、お子さんと園の先生へ適切かつ効果的な支援を行う訪問支援の場
障がいのあるお子さんを一時的に預かり、見守り等の支援を行うことにより、お子さんの日中における活動の場の確保やその家族の就労支援、介護負担の軽減などを図ることを目的とした支援の場