噛むことには、「消化を助ける」「むし歯を予防する」「脳が発達する」などいいことがたさんあります。よく噛む習慣は、噛む力がついてくる4～5歳からはじめるとよいと言われています。あごの成長に大事なのは「噛む回数」です。料理の際に、自然とよく噛むように工夫することでお子さんのあごの成長が促されます！今回は噛む回数が自然に増え、おいしく食べられる「ごぼう入りのハンバーグ」と、ハンバーグのお供「にんじんのグラッセ」のレシピをご紹介します。

【材料】4人分
●ハンバーグ
・合いびき肉　300g
・玉ねぎ　1/2個
・パン粉　40g
・牛乳　50g
・ごぼう　50g
・卵　1個
・塩　小さじ1/4
・こしょう　少々

●ブラウンソース
・小麦粉　大さじ1
・水　1カップ
・ケチャップ　大さじ3
・ソース　大さじ1
・醤油　大さじ1

【作り方】
①　パン粉は牛乳につけておく。ごぼうは十字に切り込みを入れ、ピーラーでささがきにして水にさらす。玉ねぎは５ｍｍ角のみじん切りにする。
☆ワンポイントアドバイス：ごぼうはピーラーを使うと、お子さんが噛みやすい厚さにそろえやすいですよ。
②　フライパンにサラダ油大さじ１を熱し、ごぼうを中火でよく炒める。全体がしんなりしてきたら玉ねぎを加え、玉ねぎが半透明になるまで炒める。
③　ボールに合いびき肉、牛乳でしめらしたパン粉、粗熱がとれた②、塩、こしょう、卵を入れてねばり気がでるまでよくこねる。４個の楕円形に丸め、中央を少しくぼませる。
④　フライパンに油大さじ１を熱し、③を並べて強火で２０秒位焼き、次に弱火にしてふたをして約３～４分焼く。肉の表面が白っぽくなり、肉汁が表面にでてきたら、裏返して強火にし、表と同様に焼き上げる。
☆ワンポイントアドバイス：肉の厚さ・大きさによって、焼く時間は多少異なります。串をさして、色のついた汁が出なければOKです。
⑤　＜ブラウンソースの作り方＞　④の焼いた後のフライパンに、小麦粉をいれて薄く茶色づくまで弱火で炒める。水でのばし、調味料を加え、一煮立ちしたら火をとめる。
⑥　④に⑤をかけたら出来上がり。

【材料】4人分
・人参　220ｇ(1本)
・水　1カップ強
・コンソメ　1個
・サラダ油　大さじ1
・砂糖　大さじ1
・塩　少々
【作り方】
①　人参を1cmぐらいの輪切りにする。
②　鍋に①をいれ、水、コンソメ、砂糖、塩、油を入れ火にかける。
☆ワンポイントアドバイス：グラッセは通常バターをいれますが、冷めると白っぽくなってしまうため、今回はサラダ油を使っています。水は人参がひたひたになるまでいれて調整してください。
③　沸騰したら弱火にし、汁気がなくなるまで煮る。最後に照りをつけたら出来上がり。
☆ワンポイントアドバイス：汁気がなくなる直前に、強火にかけて汁気を完全にとばすと照りがでます。